2009年10月13日

新型インフルエンザ

健康管理員さんから注意喚起メールが届きました。
モンゴルにも、ついに新型インフルエンザが上陸したそうです。

ウイルスはどうやら日本からやってきたもよう。
ウランバートル市内の家庭に滞在していた日本在住のモンゴル人から感染したのでは、ということらしいです。さらに同地区在住の数名にも感染の疑いあり、だとか。

「今後、感染者数は急速に増加することが予想されますので、日々の感染予防行動を徹底されるようお願いします。」とのこと。
今まで国内で感染が確認されていなかったのでのん気に構えていたけれど、
乾燥した気候や衛生面など環境的には日本に比べてはるかに無防備であることは確か。

先日ある先生と「寒さに慣れているモンゴル人も風邪は引くの?」なんていう話をしたばかり。
「子どもは冬じゅうずっと風邪ひいてるよ」なんて言ってたけど・・・大丈夫?
そして「風邪引いても学校を休まない」とも!(どの程度まで我慢するのだろう?)
ちょっと心配ですね。

私の任地はウランバートル市街地とは草原をはさんで飛び地になっているものの、
車で2時間半ほどと近いためヒト・モノの往来も比較的頻繁な地域。
いったん火がついてしまえばすぐ飛び火してくるでしょう。

日本にいたときはオールシーズン手洗いうがいしないと気がすまなかったのに、
気づけば最近すっかりその習慣が抜け去ってしまっています。

こちらで病院にかかるのは遠慮したい。

本格的な冬の到来に向けて、健康には改めて気をつけよう。


2009年09月20日

冬将軍の週末

金曜日までは最高気温25度前後を行く暖かい日が数日続いていたのですが、
打って変わって北風がとっても冷たい週末を迎えています。

昨日はついに、雪までちらつきましたよ〜

ついに雪が。

今朝は、目が覚めたときから外はビュービュー風の音。
「外に出るのが億劫だなぁ」と思いつつ、
「でもそのうち最低限の外出しか出来なくなるかもしれないもんな」と思い直し、ごみ出しのついでに強風に吹かれながら町を半周、散歩してみました。

舗装されていない道も多く、乾燥しているので砂地を歩くと全身に砂埃を浴びます。
突風が吹くと、顔面に小石交じりの砂が勢いよく飛んできて、痛い・・・

町も、さすがに人通りが少ないですね。
マイナス40度の真冬を毎年経験するモンゴル人なんだから、今ぐらいの気温なんてどうってことないんじゃないかい?と思うのですが、やはり寒いものは寒いらしい(笑)

寒空の下、草をほおばる牛たち。

日曜日のメインストリートですが、黄色くなっていく草をより分けながら無心に食べる牛の姿のほうが目立ちます。

木々の紅葉も、きっと一瞬なんでしょうねぇ。
アパートの周りはすでにほとんど落葉してしまっています。

300メートルのメインストリートは紅葉真っ最中。  自宅前


「おーさむ!」と戻ってきたら、お隣さんの玄関ドアの前で野良ネコが丸くなってました。

玄関先で寒さをしのぐネコ

フワフワな毛も逆立っちゃってますね。
シャッターを押したら顔を上げてミャ〜と鳴いてました。
「撮ってないで部屋に入れてよ」ってとこかな。
「入れてあげられなくてごめんよ」と思いつつ常時暖房された自宅へ。

ちなみに寒くなると、ネコだけではなく人が寒さしのぎにアパートの踊り場にいることがしばしばあるそうです。
立ち話する若者たちだったり、ときには酔っ払いだったり、都会のほうでは定住できる住まいのない人だったりすることもあるのだとか。
日が落ちる時間も早くなってきているので、平和な田舎町とは言えこれからの時期、家の出入りには改めて用心を心がけないといけませんね。

しかし、あれだけ外は寒いのに、家の中は半袖Tシャツ一枚でOK。
外から厚着で帰宅すると、熱気でムンっとします。

2009年09月17日

モンゴルおカネ事情

モンゴル語で「お金」は「МθНГθ:ムング」。
モンゴルの通貨はモンゴルトゥグルグ(=MNT)です。

現在、1.00 日本円 (JPY) = 15.6082 トゥグルグ(MNT)

・物価は上昇中

先日近所の牛乳屋さんで買ったヨーグルトは、1リットル550トゥグルグ。
日本円に換算すれば35円くらいですかね。(ちなみに3リットルまとめ買い)

地域によっても差はあるようですが、モンゴル産の商品は比較的安く手に入ります。
が、物価はどんどん上がっているのだそう。
特にこの数年はうなぎのぼりだそうで、昨年赴任してきてまだモンゴル生活も1年やそこらの先輩隊員でも、一緒にお店に行くと「これまた上がってる〜」とよくつぶやいています。

国産品は安いとは言え、都市型の現代的な生活となると、食料品から工業品に至るまでモノの自給率はかなりの低さ。(遊牧生活と比べるとずいぶん数字が違うはず。)
私の任地を含む「町のモンゴル人」は、中国やロシアの製品をはじめ東南アジア、東欧諸国などからの輸入品に頼った生活をしています。
もちろん、私も。モンゴルにいながら外国に生かされています。特に中国の力なしではきっと生きていけません。
そして外国からの輸入商品は日本での価格とそう変わらないくらい、こちらの人にとってはかなりの「いいお値段」です。

それでもiPhoneとか持ってる人がいるんですよね。
「どこからそんなお金が・・・」と思ってしまうのですが、
「少々食費は抑えても、持ち物は頑張っていいものを。」という考えの人が多いみたいです。
「今日は余裕があるから美味しいものでも食べに行こうか」みたいな感覚はあまり持ち合わせていないようですね。
ちなみに私のモンゴル生活はエンゲル係数かなり高いです・・・日本人ですね。


・いろいろと曲者なトゥグルグ

派遣期間中は、JICAから290ドル/月の現地生活費が支給されており、家賃を除く生活費はそれでまかないます。
この生活費、ドル建ての銀行口座に振り込まれたものを引き出してトゥグルグに両替しているのですが・・・

実は、現在モンゴルでは「貨幣」が流通しておらず、お金はすべて「紙幣」。

私の場合、ひと月に必要なお金をまとめて引き出すので、両替するとお札の厚みでお財布がパンパンになります。額の大きい紙幣ばかりでそれなので、崩れるとさらに厚みが増します。
もちろん「小銭ある?」と聞かれてもそれはコインのことではありません。
外国から来た飲み物の自販機にコインの穴がついていても、それはフェイクです!!

そういう事情もあってかお札もボロボロのものが多い多い。
どれがいくらのお札なのか見分けがつくようになるまで、お会計でのモタモタっぷりはかなりのものでした。


・<珍>お会計事情

さて、今日は夕方お買い物に行ってきたのですが、久々に「アレ」を体験しました。

お釣り。

今日の買い物のお釣りです。
220トゥグルグと、キャンディ一個。

ちなみにキャンディはお得意様へのオマケではありません。

今回もらうはずのお釣りは250トゥグルグ。
「30トゥグルグ足りんから飴ちゃんで許してネ」という意味なのです。

30トゥグルグなんて何も買えないすずめの涙ほどの金額なので別に構いはしないのですが、日本ではあり得ないですよね。

ちなみに初の「お釣り代わり」体験は首都の食堂のお会計で。
100トゥグルグ足りない、と言うので手渡された粒ガム。
一瞬意味が分からず、手のひらにガムを乗せたまましばらく店員さんと見つめ合ってしまいました。

田舎も首都も関係なく、モンゴルで商売をする人たちは小銭の準備が悪いのです(笑)
バスに乗っていても乗務員に「お金砕いて。」と声を掛けられることもしょっちゅう。
スーパーのレジでお釣りが不足すると、後ろに並んでいるお客さんに両替できないか尋ねたり、残念な場合は「お釣りが無いから売れない」と言われたり。

日常生活レベルでの話なので私にとっては笑って済ませるネタですが、
ビッグビジネスにもそういう感覚って少なからず出ちゃってるんじゃないでしょうかねぇ。
特に外国から商売を考えて来る人たちにとってはちょっと歯がゆい「モンゴル人のおおらかさ」のひとつでしょうね。

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