2009年09月20日

冬将軍の週末

金曜日までは最高気温25度前後を行く暖かい日が数日続いていたのですが、
打って変わって北風がとっても冷たい週末を迎えています。

昨日はついに、雪までちらつきましたよ〜

ついに雪が。

今朝は、目が覚めたときから外はビュービュー風の音。
「外に出るのが億劫だなぁ」と思いつつ、
「でもそのうち最低限の外出しか出来なくなるかもしれないもんな」と思い直し、ごみ出しのついでに強風に吹かれながら町を半周、散歩してみました。

舗装されていない道も多く、乾燥しているので砂地を歩くと全身に砂埃を浴びます。
突風が吹くと、顔面に小石交じりの砂が勢いよく飛んできて、痛い・・・

町も、さすがに人通りが少ないですね。
マイナス40度の真冬を毎年経験するモンゴル人なんだから、今ぐらいの気温なんてどうってことないんじゃないかい?と思うのですが、やはり寒いものは寒いらしい(笑)

寒空の下、草をほおばる牛たち。

日曜日のメインストリートですが、黄色くなっていく草をより分けながら無心に食べる牛の姿のほうが目立ちます。

木々の紅葉も、きっと一瞬なんでしょうねぇ。
アパートの周りはすでにほとんど落葉してしまっています。

300メートルのメインストリートは紅葉真っ最中。  自宅前


「おーさむ!」と戻ってきたら、お隣さんの玄関ドアの前で野良ネコが丸くなってました。

玄関先で寒さをしのぐネコ

フワフワな毛も逆立っちゃってますね。
シャッターを押したら顔を上げてミャ〜と鳴いてました。
「撮ってないで部屋に入れてよ」ってとこかな。
「入れてあげられなくてごめんよ」と思いつつ常時暖房された自宅へ。

ちなみに寒くなると、ネコだけではなく人が寒さしのぎにアパートの踊り場にいることがしばしばあるそうです。
立ち話する若者たちだったり、ときには酔っ払いだったり、都会のほうでは定住できる住まいのない人だったりすることもあるのだとか。
日が落ちる時間も早くなってきているので、平和な田舎町とは言えこれからの時期、家の出入りには改めて用心を心がけないといけませんね。

しかし、あれだけ外は寒いのに、家の中は半袖Tシャツ一枚でOK。
外から厚着で帰宅すると、熱気でムンっとします。

2009年09月17日

モンゴルおカネ事情

モンゴル語で「お金」は「МθНГθ:ムング」。
モンゴルの通貨はモンゴルトゥグルグ(=MNT)です。

現在、1.00 日本円 (JPY) = 15.6082 トゥグルグ(MNT)

・物価は上昇中

先日近所の牛乳屋さんで買ったヨーグルトは、1リットル550トゥグルグ。
日本円に換算すれば35円くらいですかね。(ちなみに3リットルまとめ買い)

地域によっても差はあるようですが、モンゴル産の商品は比較的安く手に入ります。
が、物価はどんどん上がっているのだそう。
特にこの数年はうなぎのぼりだそうで、昨年赴任してきてまだモンゴル生活も1年やそこらの先輩隊員でも、一緒にお店に行くと「これまた上がってる〜」とよくつぶやいています。

国産品は安いとは言え、都市型の現代的な生活となると、食料品から工業品に至るまでモノの自給率はかなりの低さ。(遊牧生活と比べるとずいぶん数字が違うはず。)
私の任地を含む「町のモンゴル人」は、中国やロシアの製品をはじめ東南アジア、東欧諸国などからの輸入品に頼った生活をしています。
もちろん、私も。モンゴルにいながら外国に生かされています。特に中国の力なしではきっと生きていけません。
そして外国からの輸入商品は日本での価格とそう変わらないくらい、こちらの人にとってはかなりの「いいお値段」です。

それでもiPhoneとか持ってる人がいるんですよね。
「どこからそんなお金が・・・」と思ってしまうのですが、
「少々食費は抑えても、持ち物は頑張っていいものを。」という考えの人が多いみたいです。
「今日は余裕があるから美味しいものでも食べに行こうか」みたいな感覚はあまり持ち合わせていないようですね。
ちなみに私のモンゴル生活はエンゲル係数かなり高いです・・・日本人ですね。


・いろいろと曲者なトゥグルグ

派遣期間中は、JICAから290ドル/月の現地生活費が支給されており、家賃を除く生活費はそれでまかないます。
この生活費、ドル建ての銀行口座に振り込まれたものを引き出してトゥグルグに両替しているのですが・・・

実は、現在モンゴルでは「貨幣」が流通しておらず、お金はすべて「紙幣」。

私の場合、ひと月に必要なお金をまとめて引き出すので、両替するとお札の厚みでお財布がパンパンになります。額の大きい紙幣ばかりでそれなので、崩れるとさらに厚みが増します。
もちろん「小銭ある?」と聞かれてもそれはコインのことではありません。
外国から来た飲み物の自販機にコインの穴がついていても、それはフェイクです!!

そういう事情もあってかお札もボロボロのものが多い多い。
どれがいくらのお札なのか見分けがつくようになるまで、お会計でのモタモタっぷりはかなりのものでした。


・<珍>お会計事情

さて、今日は夕方お買い物に行ってきたのですが、久々に「アレ」を体験しました。

お釣り。

今日の買い物のお釣りです。
220トゥグルグと、キャンディ一個。

ちなみにキャンディはお得意様へのオマケではありません。

今回もらうはずのお釣りは250トゥグルグ。
「30トゥグルグ足りんから飴ちゃんで許してネ」という意味なのです。

30トゥグルグなんて何も買えないすずめの涙ほどの金額なので別に構いはしないのですが、日本ではあり得ないですよね。

ちなみに初の「お釣り代わり」体験は首都の食堂のお会計で。
100トゥグルグ足りない、と言うので手渡された粒ガム。
一瞬意味が分からず、手のひらにガムを乗せたまましばらく店員さんと見つめ合ってしまいました。

田舎も首都も関係なく、モンゴルで商売をする人たちは小銭の準備が悪いのです(笑)
バスに乗っていても乗務員に「お金砕いて。」と声を掛けられることもしょっちゅう。
スーパーのレジでお釣りが不足すると、後ろに並んでいるお客さんに両替できないか尋ねたり、残念な場合は「お釣りが無いから売れない」と言われたり。

日常生活レベルでの話なので私にとっては笑って済ませるネタですが、
ビッグビジネスにもそういう感覚って少なからず出ちゃってるんじゃないでしょうかねぇ。
特に外国から商売を考えて来る人たちにとってはちょっと歯がゆい「モンゴル人のおおらかさ」のひとつでしょうね。

2009年09月15日

冬越しに向けて。

いきなり寒くなった!と先日書きましたが、
今日は我が家がいきなりポッカポカになりました。

本日よりめでたく暖房が入るようになったのです。

パール

管にお湯を通して町じゅうの建物を暖める「パール」という集中暖房。
モンゴルでアパート暮らしをする人たちは、みんなこれで暖をとって冬越しをします。
(ゲルなどの簡易住宅にははお湯をひくことが出来ないのでパールはありません。)

というわけで、これからは寒かろうが暑かろうが今日から来年の5月頃までずっと暖房入りっぱなしの予定。
まだ20度前後まで気温が上がる日もあるので最高気温を見ると少し早いスタートのような気がしますが、確かに朝晩の冷え込みを考えればそんなものなのでしょう。

ちなみに我が家の暖房の効きは今のところ快適で、先日急いで出した毛布も、暖房があれば今はまだ必要ないかも、といった感じ。
昨晩暖房が入ることを頭に入れずに毛布を被って寝ていたせいで、今朝目が覚めたときには毛布はベッドの隅に追いやられていました。

このパール、同じようにお湯流しっぱなしになっているにもかかわらず、家によって効き方はまちまちなのだそう。
お湯は通っているのにいまいち温まらなくて真冬はコートを着込んで早々に寝ているという隊員もいれば、真冬なのに家の中は暑すぎて窓開けっ放し、なんていう隊員もいるんだとか。

私はこれから初の冬越しとなるので我が家の本当の効き具合はまだわかりませんが、
このまま家の中だけはポカポカであってほしいものです。

ただしパールが入ると空気の乾燥がよりひどくなる、と聞いているのでモンゴルに来て以来続いてるお肌のカッサカサ度の進行が気になるところです。
特に手荒れが季節問わずひどくて困っています。

ついでにもうひとつ心配事。
パールが入ると、お湯を流しっぱなしにするおかげで水道代がかさむのだそう。
同時に加湿器の出番もやってくるのできっと電気代も・・・。
室内温度の上昇とともに生活費も今月から上昇する見込みです。
どれくらい跳ね上がるのか、若干ヒヤヒヤです。

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